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  • 執筆者の写真バイタイム_西村 昭二

【SEO入門】素人でも始められる!SEOのポイントは「論文的SEO」

更新日:2023年3月22日

SEOでは「EAT」が非常に重視されている。著者もその通りだろうと考えているが、その場合にEATは分かっているものの、あくまで考え方でしかなく、具体性がないためにどういった記事コンテンツを用意すべきかについて悩むだろう。キーワードプランナーからワードを選ぶ方もいらっしゃるかもしれないが、それは「最後」の話だと著者は考えている。17年の総合広告代理店勤務時代には全く触れてこなかったSEOを著者がどのように書いていたかというと、「論文」を書く意識であった。本稿ではその点について説明していく。


目次:素人でも始められる!SEOコンテンツのポイントは「論文的SEO」


EATとは何なのか

SEO用コンテンツの記事はEATを重視せよというのが一般論である。EはExpertiseの略で専門性、AはAuthoritativenessの略で権威性、TはTrustworthinessの略で信頼性のことである。しかし、それぞれについて誤解をしそうになるのではないだろうか。著者も、総合広告代理店時代に「SEOはEATです」などと広告主に説明していたが、正直具体的にどういったことなのかを理解していなかったと感じている。同じような悩みを持たれる方も多いのではないか。また、この「A」の部分について、ハロー効果を期待しすぎるがあまり、「誇大表現」も増えてしまうリスクもはらんでいると考えている。こういった部分については、アルゴリズム変更や消費者庁への相談(「誇大広告に騙された」等)件数が増えることで何かしらの対応がなされるのではないかと著者は考えている。



シンプルに「論文を書くのがSEOだ」と捉えてみる

EATが言わんとしていることは、「自分しか知らないことや自分しか考えていないことや自分だけが気づいていることについて」「そのことをなぜ自分が書くことができるのかを明確にして」「ある程度の客観性を担保して」コンテンツを作成すべきということだと著者は考えている。つまり「論文」と同じことなのである。著者は当社でフレームワーク化した「ビジョナリーSEO」を活用しながら記載テーマを決めて、論文と同じような文章構成で記事を作成している。


論文の構成とはどうなっているのか

「論文」という表現が逆に難しさを助長するようにも思えるが、「作文」くらいに捉えて頂いて構わない。詳細の構成は抜きにしてシンプルに記載すると「結論はなにで」「著者は誰で」「要点はなにで」「その要点の詳細はなにで」「どういう問題に対して」「どういう視点から」「何を導き出したのか」があれば充分である。決して難しいものではなく、シンプルに上記を記載するだけで良いのだと著者は考えている。これはどなたでも毎日1つは投稿できるのではないだろうか。5分程度で読み終わる記事であれば、2000文字程度だろう。皆さんが毎日送っているメールの文字数をカウントしてみてほしい。おそらくたったの数通分のメールの文字量にしかならないはずだ。



「SEOは論文」と意識することで自ずと生まれる独自性

キーワードプランナーを見ることから始めると、「過去に検索された結果」なのだから、必ず「先駆者」がいるのである。ドメインエイジなどを含めたサイト全体の評価にもよるが、基本的には誰かと同じ内容を書いたところで、Googleにインデックスされ、検索ワードにひっかかるようにはならない。なぜなら、同じ内容であれば他のサイトで構わないからだ。しかし、自分の経験などに準拠した、自分にしか持ちえない視点を「論文」として記載することで、自ずと「独自性」が生まれ、検索されやすい記事となるのである。こうして、独自性高い論文の構成が出来上がっていく。


「論文の構成」完成後にキーワードプランナーを見る

最後に、ようやくGoogleのキーワードプランナーを参考にする段階になる。いわゆる冒頭の「結論」については、検索時に最も重要な要素であるため、内容がいかにしっかりしていようとも、検索されるクエリと合致していなければ、まずもってインデックスされないのである。つまり、Googleに「表示してあげよう」とすら思われないということだ。自分の結論に近しいクエリをキーワードプランナーで探して、結論部分にその言葉を入れる。そして記事をすべて書き上げて、見直せば、「誰かには見られる」記事コンテンツが出来上がる。極めてシンプルな作業である。


知識ゼロの著者がSEOを「論文」と捉え、最後にキーワードプランナーを活用しただけで、まだドメインエイジ「10歳の赤ちゃん」サイトである「広告トータルプランニング会社」である当サイトも、サイトオープンからわずか3か月で平均450pv/日を突破した。ドメインエイジを鑑み、「SEOの素人」が始めたにしては、十分な成果ではないかと著者は考えている。それはSEOという激化している市場において、本記事に読者がたどり着いたことが何よりの証明であろう。ツールを導入することがスタートではなく、物事を見るとき「視点」スタートでSEOをとらえ、SEOコンテンツを「論文」として構成し、最後にキーワードプランナーでチューニングを行う。これが、未経験ド素人、さらに後発組であった著者がおススメするSEOの記事コンテンツ制作方針である。

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